子どもの吃音(どもり)の治し方

 

難発性吃音

難発性吃音とは、最初の発音のあと上手く言葉が続かなかったり、 あるいは最初の言葉が出てこない症状のことを言います。 例えば、「ゎ、・・・・・・」「・・・・・・私は」といった具合です。 難発性のどもりは、症状進行の初期段階と最終段階でよく現れます。 吃音はだんだんと苦手な言葉が増えてくる傾向があり、 難発に移行してしまう人が多いです。 この症状の場合、連発性や伸発性よりも他人との会話が困難になります。 お店でオーダーしたいときも、電話に出るときも、 上手く伝わらないことで生活に大きな支障をきたすことになります。 難発性吃音の対策法として、話しやすい言葉から始めるようにしたり、 落ち着くために数秒間発話を中止することが有効です。 自分の言いやすい言葉が分かっているなら、言い始めにその言葉を入れると その後の会話が続きやすくなります。 誰かに話しかけるときを想定して、「すみません」「あのー」などを 上手く言えるようになっておくと便利です。 会話をちょっと中止するときは、相手をイライラさせない程度に 留めておくよう注意してください。 難発性吃音と共によく見られる症状には、 身体全体または一部を叩いたりよじったりして不自然に動かす随伴運動があります。 このような動作は発声を妨げるので、改善したほうが望ましいです。 難発性吃音も治らないことはないので、諦めないでください。

 

 

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お子様の吃音を改善するプログラム 井坂京子